モーラー奏法をやるにあたり、まずフリーグリップを習得する必要があります。
しかし、モーラー奏法でなければ、フリーグリップとは言いません。
よくわからないですね・・・?
つまり、回転による慣性で指が振れるのがフリーグリップなので、回転してないと全くの別物です。もはやその時点でフリーグリップではないということになります。
フリーグリップは、腕が回転していないと出来ませんので、フリーグリップの感覚を身につけて、回転運動を考えていく必要があります。フリーグリップと回転運動を同時に練習するよう心がけましょう。
難しいですね・・・。でも、やるしかありません!
フリーグリップは、スティックを持つときに、支点を作らないということです。
普通、日本では人差し指と親指で、まずスティックをつかんで、そのあと他の指をそえますね。
でも、フリーグリップは、違うようです。
KeijiさんのBlogで詳しく解説されています。見る価値アリですよ。
1.フリーグリップ
スティックの持ち方
【マッチドグリップの場合】
1.全身の力を抜き、両手をぶらぶらさせます。これを脱力と言うようです。
2.手の甲が上に来るように、ひじから90度前方に曲げます。脱力したままです。
3.手の甲を、体の外側45度に向けます。手首を45度外回転させる感じでしょうか。
4.中指と親指で軽くスティックをつかみます。
5.それ以外の指を軽くそえます。
【レギュラーグリップの場合】
1.全身の力を抜き、両手をぶらぶらさせます。これを脱力と言うようです。
2.手の甲が上に来るように、ひじから90度前方に曲げます。脱力したままです。
3.手首を90度外回転させます。
4.人差し指と親指の間に軽くスティックを乗せます。
5.薬指と小指でスティックを支えます。
個人的考察
モーラー奏法をしている海外のドラマーでも、グリップの形はみんな異なっているように見えます。人差し指が伸びていたり、割としっかりスティックを握っていたり、レギュラーグリップでも、人差し指と親指の間に深くスティックをはさんでいる、などなどです。
K'sの動画では、マッチドグリップはグーしているように見えますし、レギュラーグリップでは人差し指と親指の間にスティックがきっちり納まっていないように見えます。
一体どうなっているんでしょうか?謎です・・・。
参考になる動画
フリーグリップについてわかりやすく解説されています。映像だけでも十分わかりますね。
Jim Chapinの動画です。隣の陽気なおじさんは誰だ!・・・それは置いておいて、グリップの参考になる動画です。ただし、この人はむしろ薬指、小指のほうに支点ゾーンがある感じでしょうか?結構小指でホールドしていますよね?K'sのフリーグリップとは形が違うようですが、リラックスしていれば良いということなのでしょうか。フリーグリップにもいろいろあるようです。
Jo Jo Mayerです。レギュラーグリップの勉強用にどうぞ。ただ、肝心なところがタムが邪魔して見えないんですよね・・・。
この人は手首を回しすぎなような気がしますが、みなさんどう思われますでしょうか?
参考になる資料
独学はどうしても資料が必要ですよね・・・。
このDVDはフリーグリップについて、とても詳しく説明してあります。
オススメです。
「他にもこんな資料があるよ〜。」などなど、掲示板にじゃんじゃんお寄せ下さい。情報に飢えております。