足のリバウンドと言えば、バスドラムとビーターのリバウンドかと思いますが、違うようです。
足のリバウンドとは、足の裏がフットペダルのボード部分を突付いて、リバウンドすることを言うんですね。
イメージとしては、ボードの上で足がぽんぽん跳ねている感じでしょうか?多くの人は、足のつま先全体でペダルを踏んでいると思いますが(私もそうですけど)、足の裏とフットボードの接地面積が極力少ないほうがリバウンドしやすいそうです。
フットペダルにはバネがついているので、ペダルを踏んだ後、自然にフットボードが戻ってきますよね?その時に、足の裏との接地面積が多いと、戻ってくる力を足の裏で吸収してしまうんです。裸足でも良いとは思いますけど、やっぱり底の固い靴を履いて練習したほうがよさそうです。私は昔買った靴で、ちょうど良いのがあったので、それで練習しています。
7.足のリバウンド
個人的考察
長いことドラムをやっていると、フットボードの上で足がぽんぽん跳ねている感じになることがあります。その時は、ちょっと変な感じだなあと思うくらいで、あまり気にしませんでしたが、今思えば、そのことをよく研究するべきだったと思っています。
リバウンドを意識しつつ、足首の関節を中心にシーソーみたいな動きでペダルを踏んでみました。こうすると、膝がほとんど上下に動きません。これがあの海外の一流ドラマーの膝はあまり動かないのにバスドラムをドコドコ鳴らしている現象なのかなと思いつつ・・・。
でも、この動きを続けていると、スネの筋肉がとても緊張して、だんだん痛くなってきます。どうやらつま先を上げすぎているのと、シーソーの動きを足のまわりについた筋肉で行っていたのが原因のようです。足ももっと脱力しないといけないですね。
おそらく、踏むべきタイミングで、シーソーの動きを最小限にして、力を抜いてポンッとつま先で踏むと良いのだと思います。その時は、筋肉を使うのではなく、腱を使うってどこかで見ました。コツがつかめません・・・。
一つのペダルに両足を乗せてツーバス風に連打してみましょう。その時は、思い切り足が跳ねているのが自分でもよくわかります。踏みつける踏み方だと連打できません。リバウンドの感覚をつかむには良い方法です。意外とオススメ♪
参考になる動画
フットボードの上で、足が跳ねている感じがよく見て取れます。また、シーソーのような動きもわかりますね。
こちらは脚全体がぐりぐり動いています。これが後に出てくる足モーラーなのか!?
参考になる資料
ご存知手数王、いや足数王の菅沼孝三の教則ビデオです。今売り切れみたい・・・。
個人的にはMarvin "Smitty" Smithのフットワークが効率的で良いように思います。下のDVDにMarvin "Smitty" Smithの演奏が収録されています。他にもVinnie Colaiuta、Dave Weckl、Steve Gadd、Dennis Chambers、Steve Smithなどなど、一流ドラマーのすばらしい演奏が楽しめます。